鉈切漬のご案内

鉈切漬は戦場ヶ原に昔から続く名物の一つで、高原大根をさっぱりと漬けた大根の浅漬けです。
昔から戦場ヶ原大根の産地として有名なこの戦場ヶ原で開拓当時より脈々と語り伝えられ続けた伝統と技法があります。戦場ヶ原大根の持つ辛味を生かし、素材の旨みを十分に引き出すことで、本来戦場ヶ原大根の持つ特性を十分に生かした味わい深いお漬物に仕上がりました。
かつては、この戦場ヶ原で当たり前のように漬けられていた鉈切漬も現在ではほとんどその姿を見ることはなくなりました。
三本松茶屋はこの失われようとしていく伝統を惜しみ、三本松茶屋オリジナルとして「鉈切漬」を新たに復活させました。

「失われようとしていく“伝統”を守る」　それこそが、鉈切漬を復活させたことの最大の意義でした。
その為、かつての“技法”をそのままに丁寧に作り上げることに心を砕き、鉈切漬の根本的なスタイルはそのまま残しました。その昔、先人たちが生み出した“伝統と技法”を学び取り、それを多くの人に伝えていきたい。そうした私共の願いに気迫を込めて、お客様にお届け致します。

元々、冬場の保存食として作られていた鉈切漬ですが、三本松茶屋では素材の持ち味を十分に生かしきる為にあえて旬の時期を選びました。大根の収穫される夏から秋だけに絞ることで、素材の味を損なうことなく、常に新鮮なお漬物をお客様に提供することができます。
期間限定だからこそ味わえる至極の味です。

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